故人の供養  本文へジャンプ
K.スリダンマーナンダ長老


多くの社会では、家族の誰かが亡くなって葬式をおこなったあと、ある一定の期間内に故人を偲んで宗教的儀式を執り行うのが一般的な慣習としてあります。仏教ではふつう、親族や友人が僧侶たちを招いて食事や薬などのお布施をおこない、その善行の功徳を故人に回向します。聖者にたいする布施は、徳の高い行為とみなされています。智慧のある仏教徒なら、さらに慈善施設に寄付をしたり、貧しい人たちに施しをしたり、寺院建設の計画をたてたり、無料の冊子や本を出版して皆に配布します。清らかな心でこのような布施をおこない、善い心を育て、故人を思い起こし、善行によって積んだ功徳を回向するのです。もし、故人が功徳を受けられるような有利な状態にあれば、故人は大いに恩恵を受けるでしょう。しかし、たとえ回向を受けられる状態でないにしても、あなたがおこなった善行為は無駄にはなりません。幸福になるために善い心を育てている人々の役に立ちますから。
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翻訳:出村佳子

生きとし生けるものが幸せでありますように









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